四六判 152ページ 並製
定価:1,200円+税
ISBN978-4-944235-26-1 C0095
在庫あり
書店発売日:2005年08月22日
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この本は、242編の「ことわざ」や「たとえ」の類とその解説から成っています。しかし『日本語ごっこ』という書名からお分かりのように、昔から伝わる「ことわざ」ではありません。その「ウラ」の世界がこの本の中に広がっているのです。「パロディー」だけでも「風刺」だけでもない不思議な世界が味わえます。読めば、きっと笑いと発想の転換を呼び起こしてくれるでしょう。いま、あなたの目の前に広がる現実だって、違って見えるようになるかもしれません。
●ばか値の花(高嶺の花=見えるだけで手が届かない。)
母の日のカーネーションのこと。この日ばかりは、日ごろ子どもたちの小遣いの遣い道に口うるさい母親も、「こんな高いお花買ってきちゃって、ばかね」とは言わないのである。
●子どもはなぜの子(子どもは風の子=子どもが外で元気に遊ぶこと)
「お父さん、お陽さまってなんで明るい昼間なんかに出て来て、暗い夜に出て来てくんないの?」と聞かれた友人は、かなり長時間考えた末、「お父さんのせいじゃないよ」と答えたそうである。
●民放ひま閑なし(貧乏閑なし=貧乏人は生活や仕事に追われ、暇がない。)
民放テレビを見ていると、実にたくさんのCMが流れている。
赤ちゃんが笑っているCMのあとに霊園のCMが流れたり、ビッグ・ハンバーガーのCMのあとにダイエットのCMが流れたり、もう何でもありである。
今に、金にさえなれば他局の番組紹介まで流し出すかもしれない。
●男やもめは九時に泣く(男やもめに蛆が湧く=再婚しない男は身辺が不潔。)
あるテレビ局が行なった、一人住まいの独身男性への番組アンケート調査結果である。
『夫婦っていいな子どもっていいな、家族揃ってお食事すれば悲しみなんかすべて吹っ飛び、心うきうきお腹も一杯。こんな幸せあっていいのか、早く来い来いクリスマス物語』という長いタイトルの一時間番組が、毎週金曜の夜八時からスタートしたのであったが、ほとんどの男性は見終わったあと、九時になると、食べかけのカップラーメンが置かれた小さなテーブルに突っ伏して泣き出してしまうそうである。
●終わりよろければすべてよし(終わりよければすべてよし=結果がよければ、最初や経過が悪くてもよいことになる。)
会社の面接試験のとき、緊張しすぎて、試験官たちからの質問にちんぷんかんぷんな受け答えばかりしていた男が、自分の予想に反してめでたく合格した。
長い面接を終えて席を立とうとしたときに、緊張の糸が切れて、かなりよろけてしまったのだが、その姿が、かえって試験官たちの心情をくすぐったらしい。
◎ここがポイント
・「ことわざ」の類のただのパロディではありません。現代を「風刺」しただけのものでもありません。それらを含みこんで、かつてなかった世界が眼前に広がります。
・「いろはうた」や「いろはたとえ」など、優れたことば遊びの伝統のある日本。その伝統を踏まえて、詩人である著者が日本語を駆使して、現代版のとっておきのことば遊びを展開し、読めば思わず声を挙げて笑うオモシロさ。気分転換に最適なのはウケあいです。
・そのうえ、もとになった「ことわざ」の類の一般的な意味や意味や使われ方も掲載。ホントウのことわざの意味にもふれることができて、日本語の世界も広がります。
◎こんな人にお薦め
・人生に疲れてやる気が出にくくなっている人。
・人間関係がわずらわしくて、どこかへ逃げ出したい人。
・もっと笑いたい、でもお笑い芸人の芸は馬鹿馬鹿しいと思っている人。
・アイデアに行き詰まって、ものごとが進まず、発想の転換をしたい人。
・日本語やことばに興味があって、それをもっと磨きたいという人。
……などなど、多様な人のお役に立つかも。
5月28日午後、東京の日本記者クラブで昨年ニューヨークで逝去した前台北駐日代表処新聞組長の張超英氏を偲ぶ会が行われ、マスコミ、学術界など各界の著名人が駆けつけた。
張氏は駐日代表処新聞組長を二期、十年務め、『台湾をもっと知ってほしい日本の友へ』(中央公論社)を日本で出版し、昨年は台湾でも『宮前町九十番地』(時報出版公司)を出版した。
その日本語版である『国際広報官 張超英』(まどか出版)も偲ぶ会にあわせて刊行された。
張氏の夫人、顔千鶴氏は「日本でこんなにも多くの人が張氏を懐かしんでくれてとても感激しています。超英は生前、毎日、朝早く出て行ってしまい、帰りもとても遅かったのですが、今、やはり超英は私の側にいてくれるのだとわかりました。この一年、超英が逝ってしまったたことが信じられませんでした」と話した。
〈台湾、『自由時報』5月29日付〉
遺作『宮前町九十番地』の日本語版(『国際広報官 張超英』)刊行を機に
張超英さんを偲ぶ東京の夕べ
故・張超英さんは台湾の駐日台北経済文化代表処で新聞広報の責任者でした。二期十年に亘った八面六臂の活躍ぶりは、皆さんご承知の通りです。台湾情勢ばかりか、その世界情勢の分析は秀逸でファンも多かった。
歳月の流れは早く、張超英さんが急逝されて一年以上になります。
NYと台北では直後に葬儀、追悼会が行われ、日本でも昨年四月に関係者が未亡人の来日に合わせてささやかな追悼会を催しました。
氏は生前、渾身の力作『台湾をもっと知ってほしい日本の友へ』(中央公論社)を世に問われ、一同相集ってホテルオークラで記念の会を催したことを昨日のように思い出します。
このたび、結果的に遺作となった『宮前町九十番地』(邦訳題名は『国際広報官 張超英』、まどか出版刊)は、台湾ではロングセラー入りしておりますが、日本語訳の刊行が決まり、有志が翻訳チーム(坂井臣之助河添恵子、田輝、濱本良一、日暮高則。解説=宮崎正弘)を組んで、このほど出版にこぎ着けました。
五月末に夫人の顔千鶴女史が来日されますので、日本語訳刊行と合わせて、張超英氏を偲ぶ会を“超党派”で催したく、謹んで御案内申し上げます。
ご光臨いただければ幸いです。
記
とき 五月二十八日(水曜日) 午後六時(五時半開場)
ところ 日比谷 日本記者クラブ 十階 http://www.jnpc.or.jp/section1/shisetsu.html
会費 おひとり 一万円(書籍代金を含みます)
発起人 井尻秀憲、一力一夫、氏家斉一郎、歌川令三、江口克彦、許世楷、黄文雄 小島章伸、ジェラルド・カーティス、杉野直道、住田良能、田久保忠衛 田村志津枝、ドナルド・キーン、永井美智子、中嶋嶺雄、中村彰彦、野村進 船橋洋一、堀江瑠璃子、宮崎正弘、吉田信行、林建良
事務局 113―0022 東京都文京区千駄木5―19―5 まどか出版 (担当 梶山憲一)
電話 (03)5814―9292 FAX (03)5814―9293
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