福沢・大隈は「官」に挑んだ源流

源流
福沢・大隈は「官」に挑んだ

望月 護

四六判 256 上製
定価:1,600+税
ISBN978-4-944235-15-5(4-944235-15-1) C0033
在庫あり
書店発売日:2003年04月18日

内容紹介

今なお続く「官」「民」120年戦争の源流から現代を見る!
気鋭のドラッカー研究者が、いまここに日本の構造を見破った。
 明治時代中期とは、封建社会から文明開化の社会(西洋社会)へ、農業社会から工業社会へ移っていく過程であった。・・・・・・
 あらゆるものが激しい変化にさらされて先が読めない現在は「何を何のために学ぶのか」を根本的に考え直す時代である。それが何なのかを知るキーワードは、福沢と大隈が戦った明治時代中期に求めることができるはずである。そして二人の人間ドラマからは、現在と未来とを読み取るための多くのヒントが得られることだろう。——本書「まえがき」より

前書きなど

(本文(抜粋))
官僚の人数が増えてもGDP(国内総生産)が増えるわけではなく、社内の管理部門が増えても付加価値(粗利益)が増えるわけでもない。付加価値(粗利益)を増やし、GDPを増やすのは、型破りの発想や独創的なアイデアやデザインである。
 いろいろなことがいわれているが、大企業が振るわなくなった本当の原因は、社内にお客と接したことのない人間が増えたからだ。
 組織を小さな独立採算単位に分けてお客と接する人間を増やし、社員全員がお客のことを理解してお客に合わせて仕事をすれば息を吹き返すことができる。
 
 「業績が悪いといって嘆いている企業はどこかにウソがあるからである。
 自動車メーカーは長い間「計画的陳腐化」といって自動車を長持ちさせないようにしてきたし、証券会社は業績の悪い企業の株を安全であるかのようにいいくるめてお客に売ってきた。
 ウソとわかっていても「前年比があるから」売り上げをゼロにしたり、利益をゼロにすることはできない、と売り上げを操作してきた。
 ウソとわかっていても業界横並びで長年ウソをついてきたから、「業界を守るために」仲間を裏切ることはできないのだ。
 世界中で、企業の統合や買収、合併、売却が起こっているのは、売り手の都合が通用しなくなり、ウソをついて売り上げを確保してきた仕事が通用しなくなったからである。

版元から一言

(ここがポイント!)      
・変革期に生まれた人間たちの生き様に迫る第一級の福沢・大隈研究書。
・歴史や経営の専門用語を平易な言葉で解説。専門知識がなくても面白く読める内容。

(こんな人にお薦め)
・変革期を乗り越えて生きようとされる企業家、サラリーマンの方々。
・新しいことに挑戦しようと考えている方々。
・前例の踏襲・横並びの習慣を体が受け付けない方々。
・合理的な考え方、リーダーとしての資質を磨きたいと考えておられる方々。
・日本の近・現代史に興味のある方。
・学校、塾や予備校などで歴史を教えておられる先生方。
・将来の日本を担う全ての若い人たち。

「深川の師匠」こだわりの落語会 第304回 圓橘の会

半七捕物帳 年代版2」解説者、三遊亭圓橘師匠。毎月開催しています、深川東京モダン館での【圓橘の会】。

日 時:10月27日(土)15:00~ (開場14:30)

場 所:深川東京モダン館2階

出 演:三遊亭圓橘  橘也

演 目:一、“太宰 治・新釈諸国噺より”[赤い太鼓]
     一、“芸道のいじめ” [淀五郎]

料 金:前売予約 2,000円
    当日券  2,500円

お申込みはこちらから⇒http://www.fukagawatokyo.com/exhibits_events-rakugo.html

ピックアップこの一冊

 福沢・大隈は「官」に挑んだ源流

望月 護
書店発売日:2003年04月18日