ロック/ポップ名盤物語メガヒッツ

メガヒッツ
ロック/ポップ名盤物語

杉原 志啓

四六判 240 並製
定価:1,400+税
ISBN978-4-944235-20-9(4-944235-20-8) C0073
在庫あり
書店発売日:2004年05月26日

内容紹介

ロックが誕生して半世紀。時代とともに変容し、なお進化しつづける不確かなロックの歩みを明解に著した歴史書は実はほとんどない。あるのはレコードに付随する膨大な数のライナーノーツと雑誌などに掲載されるインタビュー等の断片化した資料の山である。
そもそもロックの歴史とは何か? その疑問に答えるべく編まれたのが本書である。
時代ごとに配された代表的名盤のカヴァー・ストーリーはそれ自体、音楽読み物として興味深いが、それらを通読していくうちに読者はロック史の流れをたどっていることに気づくだろう。そう、これは単なる音楽雑学本などではない、れっきとしたR&Rガイドである。

前書きなど

 ところで、この映画では、1930年代に人気の絶頂にあったクロスビーにより、ロジャースとハントの作品が何曲か感傷的に唄われているという。そして、カーペンターズのヒットレコード〈愛にさよならを〉とこの映画が関わってくるのはここからである。まずこの曲にインスピレーションを与えたのは、ビング・クロスビーが映画のなかで唄わなかった曲だったのである。どういうことかといえば、トム・グレイソン役のクロスビーは、この映画のストーリーのなかで、繰り返し自分の書いた楽曲のなかに・愛にさよならを Goodbye To Love・というすばらしい曲があると語っていた。ところが、かれは映画のなかでは一度もその曲を唄っていなかったのだ。かれはただ、そういう自作曲があると話していただけのことだったのである。
 さてそこで、カーペンターズの幾多のヒット曲を書いているリチャード・カーペンターは、ある晩、たまたまテレビで放映されていた『ミシシッピー』を観ていた。そしてリチャードは、この映画を観終ったあと、なるほど、それなら自分がこの曲を書きあげてやろうではないかと決意した。こういうわけで、かれは実際に〈愛にさよならを〉を書きあげ、妹のカレンとともにその曲をレコーディングした。すなわち、タイトルだけは存在したビング・クロスビーの幻の名曲は、37年後に本当にカーペンターズの手でつくられてしまったのである。全米チャートの7位まで上昇したこのヒット曲には、こんな妙に愉快な逸話が隠れていたのだ。
(「Episode13 架空の映画音楽をモデルに」より抜粋)

版元から一言

◎ここがポイント(100字以内、2〜3点)
・サブカルチャーの華であるロックも、はや誕生から50年。これまで明確に語られることの少なかったロック史を、オールディーズの第一人者である著者が自身の原体験とともに詳述する。
・「歌は世につれ〜」というように、メガヒットの誕生は世相の反映でもある。
・ロック愛好家ばかりでなく、社会風俗的な観点から当時の時代状況を知りたい、回顧したいという方にもオススメの書。
・もちろん、読めば「へぇ〜」と思わずつぶやいてしまう”トリビアな”洋楽裏話も満載。

◎こんな人にお薦め(50字以内、3〜6点)
・洋楽(ロック/ポップ)に興味があって、その歴史を知りたい人。
・洋楽好きだけれど、古い曲のことはよく知らないというライトな洋楽愛好家。
・多くのアーティストがリスペクトする「大御所」のことを詳しく知りたいコアな洋楽ファン。
・かつて聴いていた名曲のエピソードで、往時をしみじみ振り返ってみたい人。
・音楽やファッションなど「○○年代」的な社会風俗に興味のある人。
・とにかく蘊蓄を増やしたい人。
 ……などなど、多様な人のお役に立つかも。

「深川の師匠」こだわりの落語会 第304回 圓橘の会

半七捕物帳 年代版2」解説者、三遊亭圓橘師匠。毎月開催しています、深川東京モダン館での【圓橘の会】。

日 時:10月27日(土)15:00~ (開場14:30)

場 所:深川東京モダン館2階

出 演:三遊亭圓橘  橘也

演 目:一、“太宰 治・新釈諸国噺より”[赤い太鼓]
     一、“芸道のいじめ” [淀五郎]

料 金:前売予約 2,000円
    当日券  2,500円

お申込みはこちらから⇒http://www.fukagawatokyo.com/exhibits_events-rakugo.html

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