発明、商品開発、ビジネス、時代先取りへの道磨け!閃き力

磨け!閃き力
発明、商品開発、ビジネス、時代先取りへの道

木村 勝己

四六判 224 並製
定価:1,500+税
ISBN978-4-944235-27-8(4-944235-27-5) C0063
在庫あり
書店発売日:2005年10月25日

内容紹介

この本は、〈閃き〉や発想法、発明、商品化、ビジネスの方法、特許などの知的財産などに関するさまざまなコラム135編から成っている。これらは、読者が何かを生み出す〈閃き〉を得たり、その〈閃き〉を生む力〈閃き力〉を磨いたりするための読み物だといえる。さらに、その〈閃き〉を商品化したり、特許登録や意匠登録して、知的財産とするための手引きも掲載されている。つまり、この1冊は、変化のめまぐるしい時代に、発想を広げ、時代を読み取り、人生を豊かにしていくためのガイドブックともなっているのである。

前書きなど

●1億円余りも経費を削減した「ハエ」
 世の中にはユニークな発明品がなんと多いことだろう。思わず微笑んでしまうもの、感心させられるものと、見るだけでも楽しい。
 次のアイデアは、ちょっとのくふうで大きな経費削減をもたらした、一見ジョークのようだがまじめに取り組んだ結果である。
 舞台は、オランダのスキポール国際空港。ヨーロッパのハブ空港的存在といえる。設備は充実しており、トイレの数も多く、清掃美化に力を入れていた。
 空港の管理者は運営費用の高騰に悩んでおり、当然経費節減を検討することとなったのである。現状調査の中で清掃管理の責任者から一つの提案があった。それは男子用トイレの汚れの改善に関してである。
 男子用トイレでマナーの悪い人がいると、足元に尿が飛散してくるのだ。当然次の人は離れた位置から排尿することとなる。これは汚れの範囲を拡大し、清掃作業の負担が増すことになる。
 そこで対策委員会を作り、関連業者を含めアイデアを募ったところ、オランダ王室御用達陶器メーカーのデザイナー・ベリング氏が面白いアイデアを提案したのだ。
 このアイデアとは?
 それは男子用トイレの陶器にダミーのハエを貼り付けるというものだ。つまり格好の目標物を与えると、人はそれに集中するもので、広い範囲への尿の飛散を防げるというアイデアである。
 このアイデアは見事に適中。
 世の男性たちは子どもに戻った感覚で、一生懸命狙い射ちするために尿の飛散は防げ、結果、清掃の人件費だけで20%も節減できたそうである。
 これは当時(1985年)でも、年間1億2000万円の経費節減であったというからすごい。
 洗顔や歯磨きチューブを逆さに置くものが一般的になってきたが、これなどもコストアップにならずに、効果が大きいアイデアといえる。最後まで使えて置き場所も取らない。これぞ逆転の発想だ。
 このようなちょっとした発想で大きな経済効果が得られるところが、発明の醍醐味だろう。
 柔軟な発想の必要性を教えられるとともに、発想の仕方に大きなヒントが得られる内容だ。

●発明には愛情が大切!
 ワインオープナーの種類にもいろいろあるが、世界一開けやすいのは、ハーバード・アレン氏が発明した「スクリュープル」だろう。グリップを握り、時計回りにハンドルをかるく回すだけで、簡単にコルクが上がってくる。
 アレン氏は石油発掘会社をリタイア後、1万本以上のワインのコレクションと優雅に暮らしていた。そんな日々、パーティのときなどに、奥さんがワインを開けるのに苦労しているのを見て、使いやすいオープナーを作ろうと思ったのだ。技術的には、石油を発掘するときのボーリング技術がヒントになった。妻のためだ、と2年間試行錯誤して、ようやく完成した。
 そう、発明には愛情が大切なのだ!

版元から一言

◎ここがポイント
・著者は、ソニーでの商品開発などを経て、現在はネット・サイト「オールアバウト」で発明・アイデア商品
新技術サイトの編集長を務める、〈閃き〉に関するプロ中のプロ。
・本書は、多種多様なコラムからなっており、楽しく読めるとともに、広く〈閃き〉の諸相にふれることができ、読むうちに、自然と世の中を見る視野が広がるようにくふうされている。
・〈閃き〉を単なる思いつきにとどまらせず、発明品への具現化、その商品化、あるいはビジネスへの応用、また特許・意匠登録といった知的財産化にまで言及し、広く〈閃き〉を生かす方法がわかる。
・また、〈閃き〉を生む力をつけることは、単に仕事に生かせるというだけでなく、常識にとらわれることなく発想を広げ、人生を豊かに生きていく力をつけることでもあり、本書はその強力なサポート役となる。
・発明や発見、特許や知的財産に関する事項を集成した「近現代 閃き年表」、日本全国の「発明協会支部所在地一覧」を附録として収録、お役立ち度も高い。


◎こんな人にお薦め
・広い視野から仕事を見つめたいと思っている社会の新人。
・新人研修に、適当な副読本はないかと苦慮している新人研修担当者。
・変化のめまぐるしい時代に、ともすれば自分を見失っていると感じている人。
・次々に新しい商品を出す必要のある商品企画・商品開発担当者。
・仕事より、アイデア商品を発明して、ひともうけを、と考えている人。
 ……などなど、多様な人のお役に立つかも。

「深川の師匠」こだわりの落語会 第304回 圓橘の会

半七捕物帳 年代版2」解説者、三遊亭圓橘師匠。毎月開催しています、深川東京モダン館での【圓橘の会】。

日 時:10月27日(土)15:00~ (開場14:30)

場 所:深川東京モダン館2階

出 演:三遊亭圓橘  橘也

演 目:一、“太宰 治・新釈諸国噺より”[赤い太鼓]
     一、“芸道のいじめ” [淀五郎]

料 金:前売予約 2,000円
    当日券  2,500円

お申込みはこちらから⇒http://www.fukagawatokyo.com/exhibits_events-rakugo.html

ピックアップこの一冊

 軍拡中国がある東アジアで日本の命運は台湾にあり

永山 英樹
書店発売日:2007年12月14日