仏に、成れる

仏に、成れる

泰永二郎

四六判 264 上製
定価:1,300+税
ISBN978-4-944235-31-5(4-944235-31-3) C0095
在庫あり
書店発売日:2006年10月16日

内容紹介

仏教とは、成仏をめざす教えである。
人は修行を経て、永遠の生命としての「ほとけ」になり、究極の救済を得る。
その「仏への道」を、
仏教の実践者たる泰永二郎が説く。

前書きなど

 お釈迦様は遠い過去からすでに仏であった、これはどういうことでしょうか。お釈迦様はこうも説かれました。
 「仏というものは、本来生まれたり死んだりしない。永遠の生命をもち、常住不滅である。その仏が、無限の過去から永遠の未来にかけて、ただすべての衆生を教化し教導するその一事のために、必要に応じて人間の世界に生まれ、成仏を現し、法を説き、そして滅を現すのである」
 歴史上のお釈迦様、ゴータマ・シッダールタという人が悟られた真理は、永遠にして普遍です。期間限定であったり、地域限定であったりしては真理の名に値しません。そして真理を悟るということは、自分が永遠・普遍の真理と一体であることを自覚するということです。
 これは言葉を換えていえば、仏とは永遠の生命そのものだ、ということです。

 ゴータマ・シッダールタという人物は、人類史上、希有な宗教家・思想家・教育家としてその名をいまに伝えています。しかし、人間である限り、母親から生まれ、やがて老い、病み、そして死んでいきました。
 生老病死は若き日のお釈迦様が悟ったように、人間である限り逃れられない宿命です。しかし真理は、誰それから生まれ、何某として育ち、やがて死んでいくようなものではありません。それが真理である限り、永遠の生命をもっています。
 仏とは、この永遠の生命のことなのです。

 このことを知れば、私たちの不安は払拭されます。仏の教化は、お釈迦様という人物の死とともに三千年前で終わってしまったのではなく、私たちは常に永遠の生命に見守られているのです。
 舎利弗たちが歓喜に沸くさまを読むと、ややもすれば私たちは、偉大な師に先立たれて卒業式に参加できなかった弟子のように感じてしまいますが、仏は私たちを置き去りにしたのではないのです。それどころか、私たちはまだ入学すらしていない。すべてはこれからなのです。

——「仏とは永遠の生命である」より

版元から一言

◎ここがポイント
・仏教が本来めざしている「仏になること」の意味を、平易な言葉で解説し、仏教の本質を説く書籍であるとともに、読者にとって自分の人生を見つめなおすための書ともなっている。
・著者は在家教団の導師であり、仏教を信仰し、修行を実践する者である。哲学者の梅原猛著『仏になろう』があるが、こうした学者や作家の書とは一線を画した、内容の深さと重さが特徴である。


◎こんな人にお薦め 
・第2の人生を迎えようとしている世代で、自分の見つめなおし、今後の指針を見つけたいと思っている方
・難題山積の現代に、自分を見失いそうだと思っている方。
・これからの長い人生を、しっかりと見つめ、自分の生き方を見つけたいと思っている若い方。
・仏教や法華経の教えを学び、人生に活かしたいと思っている方。

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半七捕物帳 年代版2」解説者、三遊亭圓橘師匠。毎月開催しています、深川東京モダン館での【圓橘の会】。

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料 金:前売予約 2,000円
    当日券  2,500円

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