本化仏教―学び、弘める法門 上

法門 上
本化仏教―学び、弘める

泰永二郎

A5判 384 並製
定価:1,800+税
ISBN978-4-944235-56-8 C0015
在庫あり
書店発売日:2011年05月19日

内容紹介

サブタイトルとして「学び、弘める」とした上巻は、本尊、題目、信心、本化仏教などの面から教義について説いた「第一章 教え」、現代の菩薩行や在家信仰の面から弘通(布教)について説く「第二章 弘める」、そして「四苦八苦」などふだん使われる法華経の用語についてのエッセイの「第三章 暮らしの中の法華経」を加え、計三章で構成されている。「教えに生きる」とする下巻では、生き方や家族、回向などの面から人生について問う「第四章 人生」、時事的な問題や平和論などから社会と宗教との関係について考える「第五章 社会と宗教」、そして法華経の教えから広く教育について考える「第六章 法華経と教育」の三章で構成されている。

前書きなど

◆「仏」とは何か――その三つの側面
 …略…仏教では何か説明するのによく《三》で説明します。この《三》というのは、ものを正確に表現するのに便利な名なのです。そもそも私たちが生きている世界が三次元の世界です。私たちはタテ・ヨコ・高さの中で生活しているのです。何かの形を表すにも、平面図、立面図、側面図で表現します。仏教の言葉や概念を説明するのも、やはり《三》で説明すると大変便利なのです。
 たとえば、仏教の中でも最も理解しにくい概念の一つに「仏」ということがありますが、これを三つの方向から説明してみます。
 まず、「仏」というのは「無限の宇宙に、過去から未来にわたって変わることなく存在し続けている不思議な真理」と説明することができます。次に、「仏」というのは「不思議な宇宙の真理を悟られたお方(そのお方の知恵)」ということができます。一つの方向から言いますと、「仏」というのは「迷える一切の人々を苦しみから救って下さる大慈大悲のお方」という説明もできるのです。
 つまり、「仏」とは悟られた「真理」と、それを悟った「知恵」と、その知恵を活かして人々を救う慈悲の「はたらき」と、この三つをすべて備えているお方ということができると思います。
 このように三つの方向から説明すると、少し全体の輪郭が見えてきます。普通「仏」というと、インドに生まれたお釈迦様のことだとばかり思っていたところ、実はそれは、人々を救うために世の中に姿・形を現した仏の一面に過ぎない、ということが分かると思います。…下略…

版元から一言

◎ここがポイント

・本化仏教とは、釈尊が最後に説いた法華経本門の八品に描かれる久遠本仏の世界である。本書は、仏教の核心というべきその教義を平易な言葉で説くとともに、その教えから人生を深く考える指針となる書籍である。

・本化仏教はまた、日蓮が生命を賭して布教した教えでもある。著者は日蓮の教えを受け継ぐ在家教団の導師であり、仏教を信仰し、修行を実践する者である。本書は、その実践に基づいた内容の深さが特徴といえる。

・さらに本化仏教は末法衆生救済を説くものであり、末法の世である現代に生きる人々にこそ大きな意味をもつ。その教えとともに、社会や時代との関わりを説いた本書は、広く現代を捉えなおすのにも好適である。


◎こんな人にお薦め 

・法華経や日蓮宗の「八品門流」の教義に関心があり、その教えを実践しようと志している方。

・仏教や法華経の教えを学び、人生に活かしたいと思っている方。

・これからの人生をしっかりと見つめ、自分の生き方を見つけたいと思っている方。

・現代と仏教の教えとの関係について考えたいと思っている方。

「深川の師匠」こだわりの落語会 第304回 圓橘の会

半七捕物帳 年代版2」解説者、三遊亭圓橘師匠。毎月開催しています、深川東京モダン館での【圓橘の会】。

日 時:10月27日(土)15:00~ (開場14:30)

場 所:深川東京モダン館2階

出 演:三遊亭圓橘  橘也

演 目:一、“太宰 治・新釈諸国噺より”[赤い太鼓]
     一、“芸道のいじめ” [淀五郎]

料 金:前売予約 2,000円
    当日券  2,500円

お申込みはこちらから⇒http://www.fukagawatokyo.com/exhibits_events-rakugo.html

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